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<<第二弾>>育苗ポット製作

こんにちは、株式会社岩間工業所のナカムーです。
今回は、育苗ポットの製作の第二弾として続きのブログを更新していきます。
大まかなブログの内容は以下の通りです。

目次

  • 育苗ポットをサイズアップしてみた
  • 造形をしてみた
  • LEDライトを製作してみた
  • 次回予告

育苗ポットをサイズアップしてみた

以前作成した育苗ポットのモデルはDM4Kで出力する予定でしたので、DM4Kいっぱいの寸法にしてましたが、CARIMA X1で出力していいよとのことでしたので、せっかくなら大きく作ろうと思いサイズアップをして製作してみました。

サイズは第一弾と比べおよそ倍ほどになりました(W130xL215xH135)。
構成部品は育苗ポットのカバーとプラント、LEDスタンド、LEDカバーです。

造形してみた

実際にCARIMA X1で造形をしてみました。

プラントカバーとLEDスタンドの造形完了後の様子がこちらです。

使用したレジンは、SHAPE FORMER HD8Kのレジンです。
こちらのレジンは硬化時の収縮が低いため複雑な形状のモデルを造形するのに適しています。また、意外と強度(引張強度)も高く強度の必要なパーツにも適していると思います。

プラントもディテール系のレジンで造形しております。
※こちらは造形終了後の画像はありません。

今回は、プラントとプラントカバーを別々のレジンで造形しましたが、同じレジンを使用する場合や造形面積が広いCARIMA X1を使用すれば、両方を一度に造形でき、時間を短縮できます。

LEDライトの製作

LEDライト用の基盤はアルミ基盤を、LEDライトは625nmと465nmの波長をもつSMDタイプのものを使用します。今回は抵抗を使用しない代わりに、定電流ICを使用しています。

ちょっと、きれいではないですが、作成したものがこちらです。

樹脂ベースの複合材料を用いた基盤と比較した場合、アルミ基板だと放熱性が良いため、はんだ付けするときは基盤を温めながら行いました。
安定化電源を用いて電流を流してみたところ、無事LEDライトが点きました。

次回予告

残りの作業としてはLEDカバーの出力と、LEDライト基盤への電源供給部分の作製となります。

こちらの記事は、次回でラストになる予定です。次回の記事もぜひご覧ください。お楽しみに!

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