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ボールミルを作ってみた

こんにちは、岩間工業所のナカムーです。
皆さん、オービタルシェイカーなどの撹拌機は持っていますでしょうか?
弊社ではレジンなどを混ぜる際によく使用していますが、
レジンにセラミックや金属粉を混ぜる際には、ボールミルを使用することがあります。
今回はそのボールミルを簡易的ではありますが、作ってみようと思います!

目次

  • ボールミルの組み立て
  • ボールミルの制御部

ボールミルの組み立て

今回はボールミルの筐体は過去に製作したものを、モーターは以前に購入したものを使用します。
まずは、ねじ穴を切ったり、かみ合わせが悪い部分などの微調整を行っていこうと思います。
ざっくりくみ上げると、このようになります。

そのほか、必要な部品は、FDMや光造形で造形したり、電子部品の通販サイトなどで部品をそろえたりしました。
モーターの動力はプラモデルで使用されるキャタピラ部品を使って、回転軸に伝達させていきます。
スプロケットはモデリングして、自由液面方式の3DプリンタであるDARAM3で造形をしました。

組み立ててみた様子がこちらです。配線もついでに終わらせちゃいました。
円筒のパーツには滑り止めのためにエプトシーラーを張り付けており、全体的になかなか良い仕上がりになりました!

モーターの制御について

モーターの制御は、ZK-MGPを使用しました。電圧は最大30V、電流は最大12Aまで流せます。
つまみを回すことで回転数を調整でき、つまみを押すと停止/回転を切り替えることができます。かなり便利な代物ですね。

ボールミルにつけて実際に回してみると、このようになります。
回っているボトルはShapeFormerの1kgのボトルです。おおよそ3rpsで回っています。
これで一応完成になります!

我々岩間工業所の3DSR事業部では、DLP方式の光造形機器をメインに取り扱っています。
機器販売や受託造形も行っていますので、出力してほしいモデルなどがありましたら、
ぜひお問い合わせページより、お問い合わせください!
これからも、様々なブログをアップしていきたいと思いますので、見ていただけると嬉しいです!

では、また!

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